高 齢 者 関 係


●窒息事故に注意 起こったときの対処法

 冬期はお餅による窒息事故が起きやすい季節です。

 安全な食べ方、窒息事故が起こったときの対処法について、

定例会で高見消防団・日比消防団長の解説を聞きました。

(下のパンフレットは消費者庁ホームページからダウンロードしました)



「応急手当」の記事に関して、特に日比消防団長からご注意がありました。

・窒息すれば声が出せない。周囲の人がチョークサイン、顔色などに気づいて対処しなければ

 ならない。

・速やかに119番通報をする。同時に下記の対処法を行う。

・これらの対処法は肺に残った空気を一気に押し出して詰まり物を排出させる”一発勝負”である。

・この対処法で内臓が傷つくおそれがあるから、詰まりが取れても必ず事後検診を受けてほしい。

「腹部突き上げ法」の図では立ったまま処置をおこなっているが、これは甚だ危険である。

 詰まった人はすでに意識を失っているであろうから、この処置の際踏みこたえることができず

 共倒れになって頭を床に打ち付け、大きな障害をうけるおそれがある。

 椅子にかけるか、床に座って処置してほしい。

・”掃除器を使って吸い取ることができた”という風説はあるが、口内や喉を傷つける危険もあり、

 また吸い取り口は清潔とはほど遠い。お勧め出来る方法ではない。